インターネット徘徊記

2000年代からひそかに生息していたインターネットおばさんのブログです。

プロブロガー論言及ブログおさえ・考察「つぶしのきくプロブロガーになるために」

トピック「プロブロガー」について

長く盛り上がっているので言及ブログまとめと私の所感・考察をば。

プロブロガー論、言及ブログおさえ

はてなで「プロブロガー」といいえば、こういったウォッチ対象というイメージですよね。

おっしゃるように、無益な情報・誤情報をまきちらすプロブロガーも、良質な情報を食物とするはてな民にとっては目障りなものです。もはや、ネットデブリの一種ですね。

それに対してこんなご意見もあがっています。確かに、みんなの力を持ち寄ってブックマーク力をあげれば、はてな上ではテロブロガー記事の優先度は下がります。ただGoogle検索であがってくることを阻止できませんし、たいていそういうテロ記事に出会うのは、キーワード検索して知りたい情報があるときなんですよね。

そんな荒れた言及ブログの中に、癒しスポットを見つけました。fujiponさんによる若い人に向けたアドバイス、染み入ります。愛がありますね。

斗比主さんも言及されてますね。ええ、単純に本業のほうが楽に楽しく稼げる方は、ブログを営まれてもプロブロガーにはなりませんよね。

 

…とはいえ、まあやんごとなき理由で会社を辞めて、次のステップとしてプロブロガーとしてデビューされちゃった方もいらっしゃるでしょう。

そんな方が、今後のキャリアを考えて"つぶしのきく"プロブロガーになるためにはどうしたらいいか、おばちゃんなりに考えてみました。

 

考察:つぶしのきくプログロガーになるには、ライティング業・アフィリエイト業を嗜むべし。

私の考察はブコメにも書いたんですが、ここなんですよね。

 プロブロガーや、いまだ流行りのYoutuberって、結局ネット上の芸人でしかないもの。

なので自分でネタを作り続けなければならないしんどさというのに、向き合い続けなければならない。しかもお金は、Google先生からアクセスやクリックに対しての課金と、読者が気まぐれで落とすAmazonや各種アフィリエイト頼み。

いわば街中で漫才をして、集客数に応じて場代がもらえたり、お客さんから投げてくれるおひねり待ち。道行く人の足を止めるために大声を張り上げたり炎上芸をし続けるのには体力の限界がありますし、芸を磨いてファンをつくろうとも毎日舞台を見に来てくれる熱心なファンはなかなかつくれないでしょう。

おまけに芸のフィードバックは、会場のその場の雰囲気や、まぐれでもらうTwitterやお手紙のコメントぐらい。ファンバイアスがかかって芸を磨くにも参考になりません。プロブロガーどうしでブコメしあっても、文章やマーケティング力は上達しませんよ。

じゃぁ、ライターになればいいじゃない。

会場に呼んでくれるクライアントを見つければ、芸人にもお金が多少入ります。フィードバックももらえます。

プロブロガーだってそう。もちろん、プロフィールに「お仕事募集中です!mail★@…」って書いてたってお仕事きませんからね。クライアントに自分から積極的に営業にいかないと。

クラウドソーシングサービスを使うのも手ですがなかなか太客には出会えません。おすすめするのは、どこかに所属することWEB上だけで利用できるライター向けの編集プロダクションもありますから探してみてくださいね。クラウドサービスでいい企業にめぐりあって定期的にお仕事をもらうのも吉です。

相手も仕事なんでしっかりフィードバックもらえますし、そこで得た知識や技術をブログに還元すればいいんです。ね、いいでしょ?

「そんな仕事っぽいやりとりが嫌だからプロブロガーになったんだよ!」なんておっしゃるんであれば、ヨッピーさん元世界一即戦力な男・菊池さんARuFaさんぐらい突き抜けたキャラクターで向こうから仕事くるようになればいい感じかもしれませんね。

あ、WEBメディア系のライター仕事は、メディアによっては著作権の認識や文章チェックがゆるゆるなんでそこんとこ気を付けてね。

アフィリエイトも極めればいいじゃない。

プロブロガーたるもの、アフィリエイトの仕組みはご存知ですよね?だったらブログだけにとどまらず、アフィリエイトも極めればいいんですよ。

ブログがアフィリエイト色強くなっちゃうのは嫌だなぁなんて思うなら、別でペラサイトなり専門ブログなり立ち上げて二本の柱でいけばいいんです。

Twitterはてなで谷とよばれるプロアフィリエイターの先輩群の知識やつくったサイトがあちこちで発見できますから、それを勉強しながら試行錯誤してみるのもいいでしょう。イケダハヤト巨匠もなかなかアフィリエイトで売り上げ立ててらっしゃいますからね、話半分で参考になさるのもいんじゃないですか。

結論:プロブロガーが向いてないと思ったら、嗜んだ二業種の知識を生かして、WEBマーケティング系に転職すればよろし。

結局のところ、「いかにWEBでアクセスをあつめるか」「いかにWEBで読まれやすい文章を書くか」「いかにWEBで商品・サービスを売るか」って、プロブロガーやライター・アフィリエイターだけでなく、WEBマーケティングを生業とする企業がとっても求めてるスキルなのよね。

だから、プロブロガーが向いてないなと思って、ライティングやアフィリエイトのほうで頑張ろうって思ったら、さっさと転職するなり企業向けのフリーランスになりなりなさいな。

そもそもほんとにプロブロガーになれるような人は、こんな記事熱心に最後まで読まずに好きなだけブログを書きまくればいいのです。結局は芸人や小説家になるような博打な職業なんだから、好きじゃないとやってけないわ。

もしも、儲かりそうだって考えや、サラリーマンが嫌だって思ってプロブロガーになりたいんだったら、別の仕事を考えたりもう一度fujiponさんのブログを読んで心落ち着けなさいね。

「会社をやめて、ブログで食べていこう」と思っている若い人たちへ - いつか電池がきれるまで

 

さぁて、おばちゃんそろそろ三時のおやつの用意と晩御飯の仕込みするから、今日はこの辺でね。